1.略歴
田舎在住、既婚、1児の母です。前職では病院に勤務していました。
2.在宅ワークを希望した動機
子供が生まれてから、一日の中で子供の為に割かなければいけない時間が予想以上に多く、時間に追われて生活するようになりました。
前職では、朝の身支度、通勤時間、業務時間外の雑務をする時間(職場の掃除や準備、朝礼の体操や歌唱、雪かき、勤務後の物品の買い出し等)があり、実際の業務時間以外に会社のために割く時間が3時間程ありました。在宅ワークは決められた時間の中で与えられた仕事のみに集中でき、時間の節約になります。仕事もしたいけれど、育児や家事の時間もしっかり確保したい子育て世代の私にとって、その点は大変魅力的でした。
3.1日の流れ
7:00 起床
朝食、子供の身支度のお手伝い
7:45 家族を送り出す
家事、休憩
9:40 業務の準備
10:00 業務開始
14:00 業務終了
15:00 子供の迎えに出発
買い物等
18:00 帰宅、家事
19:00 夕食
21:00 子供就寝
家事
22:30 フリータイム
24:00~25:00 就寝
4.在宅のメリット、良い点
・私服・ノーメイクで勤務出来るのため身支度をする必要がなく、通勤時間もないため、空いた時間を家事や休憩時間に充てることが出来ます。通勤して働いていた時より、1日を通して時間に余裕を持てるようになりました。
・通勤時間を気にしたり、混んでいる交通機関に乗る際のストレスや疲労がなく、体力を温存出来ます。
・勤務日も勤務時間もライフスタイルに合わせて頂けるので、子供に関する行事が平日でも出席出来たり、病院や役所等に行く予定も立てやすいです。
・パソコンと通信環境があればどこでも仕事が出来る。私の住む地域では求人募集自体が少なく、自分のライフスタイルにあった仕事を見つける事が難しい状況でした。私の様に田舎在住の人、各地を転々として生活をしている人でも場所に関係なく仕事が出来るという点は在宅ワークの良い点だと思います。
5.在宅のデメリット、悪い点
・基本的に会社とのコミュニケーションはチャット等によるテキストベース(必要に応じて通話)となるので、会社の空気感が掴み難く、対話相手の感情や意図が読み取り難いように思います。極端に不自由を感じる程ではありませんが、会社で実際に顔を合わせてコミュニケーションを図るよりは意思疎通の難しさやタイムラグがあるかもしれません。
6.在宅でやる際の注意点
在宅ワークは基本的に自宅で一人で仕事を進める事になります。職場にいれば疑問があればその場ですぐに質問出来ますし、日々の雑談の中で得られる情報もあります。在宅だと上記の様な方法で情報を得る事はできません。会社にいない分、会社の状況が分かり難く、会社もこちらの状況が分かり難いと思います。そのため、密な報告・連絡・相談を意識する事が大切であると感じます。業務内容で疑問に感じた事は必ず相談する、与えられた業務の進捗状況等はこまめに報告する等、当たり前の事ですが、在宅ワークでは特に丁寧に行うべきではないでしょうか。
また、テキストベースでのコミュニケーションが多くなるため、職場勤務している場合よりも自分の意図している事を正確に伝える事が難しいです。何かを伝える、質問する際はより丁寧に、的確に行うという配慮が必要であると感じています。