


【代表者紹介】
代表:大村真吾
1987年、北海道苫小牧市に生まれる。
地元の高校を卒業後、奈良県で遺跡発掘作業員として1年間過ごした後、筑波大学人文・文化学群人文学類(考古学専攻)へ入学。
在学中に富士山の登山ガイドを行い、以来毎年夏は富士山で過ごしている。
大学卒業後、フリーの営業マン、ウェブディレクター・ライター、居酒屋店長を経て、飲食店に特化した集客・予約管理の総合サービスを請け負う「合同会社アルケー」を設立。
スピードスケートでインカレ・国体出場、フルマラソン2時間38分と実は体育会系。
2015年、キーボードを背負って富士山山頂に単独登頂し、(たぶん史上初の)富士山山頂でのキーボード演奏を達成。
【ごあいさつ】
閲覧いただきありがとうございます。
合同会社アルケー、代表の大村と申します。
2017年1月4日の法務局開庁時間と同時に会社の設立申請をしましたので、理論上2017年最初に会社を作った男になりました(笑)
以後よろしくお願いいたします。
《毎年富士山に行きたい。それだけのために国立大新卒という資格を捨てました》
私の本業は富士山の登山ガイドです。
お客様を連れて五合目〜山頂〜五合目間を仮眠含め約18時間かけてご案内させていただくということを19歳の頃から行なっております。
本当は大学をでて就職する予定でしたが、ときは2011年3月。卒業式間近に発生した未曾有の大震災により、福島県にあった私の内定先は会社ごと失くなりました。また、やはり毎年夏に富士山にいきたいという思いを捨てきれず、「大学をでたって働く先自体が失くなればどうしようもない」「毎年夏休みをくれるような会社はまずないだろう」という思いから、大学卒業直後より「雇われて生きる」という道からはずれました。
はじめて富士登山ガイドとなってから10年以上が経過したいまも、毎年夏は富士山で過ごしています。
この会社は私が富士山にいくために作った会社であり、弊社スタッフの最大の仕事は私を富士山に行かせることだと、入社時はもちろんかなりの頻度で弊社スタッフには伝えています(笑)
だからこそ、弊社にかかわるすべての人に、自分のやりたいことや望むライフスタイルが実現できるような環境を提供し、誇りと信念をもってそれを貫いてほしいと考えております。
《社名にこめた思い:あなた「らしさ」とはなんですか?》
アルケーは古代ギリシャ語で「αρχη」と書きます。ウィキ◯ディア的にいえば、「はじめ・原初・根源」等のことであり、哲学用語としては「万物の根源」また「根本原理」を指します。
今から2000年以上前、古代ギリシャで「哲学」というものをはじめた人たちは、まずこの世界の根源について思索しました。
哲学の父・タレスは水がそれだと主張し、ヘラクレイトスは火、エンペドクレスは土・水・火・空気の四元素であるとしました。
やがてそれは物質的なものではなく概念的なものへと変化し、ピタゴラスは数、デモクリトスは原子であると考えました。古代ギリシャ人はこのときすでに現代科学的な世界の成り立ちがわかっていたわけです。
その少し後、デモクリトスの思想に傾倒したエピクロスは人間の魂も原子からできていて、死ねば原子に解体されるだけだと考えました。
じゃあ、人間はただの原子の集合体であるなら、何を基準に「あなた」は他の人と区別されるのですか?
「あなた」を、「あなた足らしめるもの」は何ですか?
もし記憶喪失になって、性格も今までとかわってしまったら、名前も顔も声も同じだとしても、それはすでに「あなた」ではないかもしれません。
「あなた」が、いまの「あなた」になった根本的な要因・起源、「あなた」を形作る最小の単位、それが「アルケー」です。
それを曲げてはいけません。
それを捨てたり、隠したりする必要もありません。
弊社はあなた「らしさ」を大切にし、「あなた」が「あなたであるために必要なもの」を表現できる、「あなたのアルケー」を尊重し合える、そんな環境や手段を模索していける場にしたいと思っています。
当然ながら、私の「アルケー」は「富士山の登山ガイドであること」です。
それが失くなった瞬間、私は私ではなくなると思っています。
しかし、会社を設立するまではまわりからは、国立大学をでてまで定職につかず毎年富士山に行きたいと言っているヤバイ人、と揶揄される場面がひじょうに多かったことも事実です。
だからこそ弊社にかかわる方には、どうか自分の「アルケー」を貫いてほしいと願っています。
《マヨネーズの瓶と2杯のコーヒー:人生で最も大切なもの》
僕の大好きな話の一つに「マヨネーズの瓶と2杯のコーヒー」という話があります。
先生がマヨネーズ(じゃなくてもいいけど大きめの)瓶にゴルフボールをつめて言いました。
「この瓶は満杯ですか」
生徒は「はい」と答えました。
次に先生は小石をゴルフボールの隙間を埋めるように瓶に流し込みました。
「この瓶は満杯ですか?」「はい」
次に先生は砂つぶを流し込みました。
「この瓶は満杯ですか?」「はい」
最後に先生は2杯のカップのコーヒーをとりだし瓶に注ぎました。生徒たちは笑いました。
さて、この瓶は人生を表しています。
ゴルフボールは人生でもっとも大切な物。家族、友人、健康、情熱、夢…他のものを失っても、それがあれば生きていけるものです。
次にいれた小石はなくても生きていけるけどあってほしいもの。仕事や金や家や車など。
次の砂はその他の小さなこと。毎日起こるささいないざこざなどです。初めに「砂」で瓶をいっぱいにしてしまったら、小石やゴルフボールを入れるスペースがなくなってしまいます。これは人生と同じで、もしあなたが些細なことに、全ての時間とエネルギーを費やしてしまったら、あなたは決して大切なものを手にすることができません
人生におけるゴルフボールを大切にしてください。他のものは単なる砂つぶにすぎないのです。
では、最後にいれた2杯のコーヒーはなんでしょう?
それは、どんなに人生が手一杯に見えても、大切な人とコーヒーを楽しむ時間くらいはあるものだ、ということです。
各々がそれぞれの幸せを追求し、どんなときでも他者とふれあう余裕だけはなくさないよう努め、そして弊社にかかわっていただける皆様もそうであってほしいと願っています。
まだまだ若輩者ではございますが、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
【働きたい人が働きたいように働く】
現在弊社のスタッフは半数以上が在宅スタッフの方です。
ブラジルやウクライナなど海外在住の方もいらっしゃいます。
夫の海外出張についてきたけど言葉がわからないし働けないから時間をもてあましてる方、フリーのカメラマンで世界中飛び回っている方、ど田舎に嫁いできたけど働き口がない方、ネトゲ廃人で外に出たくない方、ご家族の介護や持病で働きにでられない方…いろんな方に働いていただいております。世の中便利になりましたね。
とにかく稼ぎたい方、手取りは少なくても社会保険等をしっかりしてほしいという方、定時に出勤したい方、今日は家でやりたいという方…。あらゆる働き方が弊社では可能です。
代表より給料多い方もいます(笑)
みなさんが自分のライフスタイルにあった働き方を追求できるような環境を整えていきたいと思っております。